静岡県小児歯科研究会　こども病院の加藤先生の勉強会がありました。実際の小児の発達過程で不明に思っていることが、一気に晴れました。例えば、「生後数カ月の乳児が、自分の爪で顔に傷を作る。」心配するママがいますが、「これは、指しゃぶりをする前段階で、顔を認識する必要な行為とのこと」。なるほど、指しゃぶり(これも成長に必要な行為)を始めると、顔に傷をつけなくなる。気になる統計が1つ。「乳児が言葉をしゃべり始める時期が、数十年前の調査を比較して、1.1歳→1.5歳にずれてきている」。その原因として(関連性はまだ確認できないが)、「ママの7割が、ｽﾏﾎを見ながら授乳している」。